2019/10/5〜7に、茨城県龍ヶ崎市総合体育館たつのこアリーナにて国民体育大会柔道競技が開催されました。
国民体育大会柔道競技は少年男子、成年男子、混合女子で行われる都道府県対抗の団体戦です。
今年は、少年男子18チーム、成年男子47チーム、女子22チームが出場していました。
試合会場は3面あり、観客も1階で試合を観戦することが出来ました。
会場の外にはコロッケやカレーなどが売られていました。
また、試合の合間に素根選手による柔道教室も行われていました!
昨年は原沢選手と阿部詩選手による柔道教室でしたね。
ハイライトをご覧ください!
注目したチームを紹介
成年男子
成年男子では4チームに注目していました。
千葉県
千葉県は昨年の優勝チームで、先鋒以外は昨年と同じメンバーでした。
特に大将には、30歳を超える年齢でありながら、今年の全日本柔道選手権大会で2位に入賞した加藤 博綱選手がいました。
栃木県
栃木県の中堅~大将は、長島 啓太、熊代 佑輔、太田 彪雅選手といった国際大会で活躍したことがある選手でした。
個人的に、栃木県が優勝するんじゃないかと思っていましたが、準々決勝戦で愛知県に代表戦の末、敗退していましたね。
東京都
先鋒は全日本実業個人戦優勝の青木 大選手、中堅は全日本ジュニアで2連覇し、全日本学生で優勝した増山 香補選手、副将は全日本選抜2位の佐藤 和哉選手、大将は全日本選手権3位の小川 雄勢選手と豪華なメンバーでした。
茨城県
学生トップレベルの筑波大 及び そのOBで編成されたチームでした。
特に中堅の田嶋 剛希選手は昨年の全日本学生で優勝し、講道館杯でも2位に入賞した選手です。
少年男子
少年男子でも4チームに注目していました。
東京都
東京は5連覇を狙うチームで、次鋒は高校選手権3位の島本 真司郎選手、中堅はインターハイ優勝の道下 新大選手、副将は高校選手権2位のグリーン カラニ 海斗選手でした。
千葉県
先鋒は高校選手権2位の濵田 大樹選手、中堅はインターハイ3位の北條 嘉人選手、副将は高校選手権3位、インターハイ2位の金澤 聡瑠選手でした。
福岡県
次鋒は高校選手権優勝、インターハイ2位の田中 裕大選手、中堅は高校選手権、インターハイ、全日本ジュニア優勝の竹市 大祐選手、副将はインターハイ優勝の森 健心選手でした。
佐賀県
先鋒はインターハイ2連覇の近藤 隼斗選手、次鋒はインターハイ優勝の田中 龍馬選手、中堅は高校選手権2位の小畑 大樹選手でした。
女子
女子は3チームに注目していました。
福岡県
福岡県は大会2連覇を狙うチームで、次鋒は昨年の全日本学生で優勝した立川 莉奈選手、中堅は高校選手権3位、インターハイ優勝の山口 葵良梨選手、大将は全日本学生で優勝した児玉 ひかる選手でした。
山梨県
先鋒は選手権2位、インターハイ3位の藤城 心選手、中堅は高校選手権、インターハイ2位の小齊 穂奈美選手、大将は全日本ジュニア優勝、全日本学生2位の高橋 瑠璃選手でした。
静岡県
中堅はインターハイ2位の袴田 佳名瑚選手、副将はインターハイ2位の山本 杏選手、大将は高校選手権、全日本ジュニア3位、インターハイ優勝の米川 明穂選手でした。
試合結果
成年男子
1位:東京都
2位:千葉県
3位:愛知県
少年男子
1位:東京都
2位:千葉県
3位:福岡県
女子
1位:福岡県
2位:静岡県
3位:山梨県
総評
国体は各県の代表が出てくるので、1回戦から見応えがあり面白いですね。
特に成年男子と女子は、現在活躍している選手から、少し前に活躍していた選手まで幅広く出場しているので個人的に好きな試合です。
以下のページに試合の動画と結果をまとめていますので、宜しければ見てみてください!
少年男子東京代表の小嶋 洸成選手が強かったですね。
同じ東京都には同世代同階級に斉藤 立選手がいるので、全国での活躍はありませんでしたが、非常に強い選手だと思いました。
是非、東京代表の試合を見て貰えればと思います!