全日本柔道選手権大会 100kg級のウルフ アロン選手が初優勝！

2019/4/29に、日本武道館にて全日本柔道選手権大会が開催されました。

全日本柔道選手権大会は、男子無差別級の日本一を決める大会です。

まずは、ハイライトをご覧ください！

 

全日本柔道選手権大会 2019年2019/4/29に開催された全日本柔道選手権大会の動画です。...

会場の2F席は上の方まで観客が入っていました。

地下1Fのアリーナ席と2Fの自由席は結構観客が入っていましたが、1Fの指定席は何故か空いていました。

観客席を見回してみると外国人の観客も見受けられたので、日本国内最高峰の柔道大会は外国人も注目しているんだと感じました。

100kg級のウルフ選手が圧倒的な強さで優勝！

ウルフ選手は決勝戦以外は全て一本勝ちで優勝しました。

準々決勝戦では王子谷選手、準決勝戦では小川選手と対戦して勝利しています。王子谷選手は、最近目立った成績を残せていませんが、全日本柔道選手権で3度優勝し、昨年も準優勝している重量級のトップ選手。小川選手は原沢選手と共にA強化に入っている重量級のトップ選手。

 

 

この重量級のトップ選手を投げて一本を取るウルフ選手は、今年の世界選手権、来年のオリンピックでの活躍が期待できる選手だと思います。

大会最年長と最年少の対戦が実現！

大会最年長33歳の加藤選手と大会最年少17歳の斉藤選手の対戦が実現しました。

体重差50kgをものともせず加藤選手が寝技で一本勝ちを収めました。

加藤選手は、過去に全本柔道選手権で優勝している選手です。

試合結果

1位：ウルフ アロン(了徳寺)
2位：加藤 博剛(千葉県警)
3位：太田 彪雅(東海大)
3位：小川 雄勢(パーク24)

総評

6年ぶりに100kg超級以外の選手の優勝となりました。超級の選手と真っ向勝負して、一本を取りきれるウルフ選手は本当に強かったです。100kg級のオリンピック代表候補として一歩リードしている状態でしょう。今後の活躍が楽しみです！

ただ、100kg超級の選手が勝てなかったことが残念でもありました。
個人的には影浦選手、太田選手に頑張って貰いたかったところです。

加藤選手は今年は2位に入賞、昨年も3位に入賞しているのですが、最近は全日本柔道選手権以外での成績を残せていません。
他の大会で結果を残していないのが不思議です。