2018/10/6~8に、福井県立武道館にて国民体育大会 柔道競技会が開催されました。
まずは、ハイライトをご覧ください!
女子は福岡が優勝!
女子は少年と成年の混合でチームが編成されていました。
先鋒:52kg以下の少年
次鋒:57kg以下の成年
中堅:52~63kgの少年
副将:63~78kgの少年
大将:体重無差別の成年
大会結果は次の通りです。
1位:福岡
2位:神奈川
3位:兵庫
決勝戦は福岡と神奈川で、代表戦にもつれ込み、最後は指導で福岡に軍配があがりました。
試合の模様は動画をご覧ください!
成年男子は千葉が優勝!
チーム編成は次の通りでした。
先鋒:60kg以下
次鋒:60~73kg
中堅:73~90kg
副将:90kg以上
大将:体重無差別
大会結果は次の通りです。
1位:千葉
2位:大阪
3位:東京
決勝戦は千葉と大阪で、実績のある選手が揃っていた千葉が勝利しました。次鋒の六郷選手(千葉)が中盤で技ありをとられたものの、最後取り返したのが勝負の分かれ目となったと思います。
見ていて面白い試合でした!
試合は動画をご覧ください!
私の予想は関東予選を1位で通過し、筑波大の選手と筑波大のOBで編成されている茨城が優勝すると思っていたのですが、準々決勝で大阪に3-1で敗退してしまいました。
茨城には男子B強化の選手が3人もおり、試合を楽しみにしていたのですが残念でした…
・野上 廉太郎選手
・田嶋 剛希選手
・石川 竜多選手
一方、大阪には強化選手はおらず、強いて言えば2015年にグランドスラム東京代表の大辻康太選手が有名どころの選手として挙げられるようなチームでした。
試合は、中堅の大辻選手が一本勝ちで流れを作り、後ろの二人も上手く流れに乗ることができ、大阪が勝利したような展開でした。
大阪は、昭和46年に優勝して以来の入賞でした!
少年男子は東京が優勝!
チーム編成は次の通りでした。
先鋒:60kg以下
次鋒:60~73kg
中堅:73~90kg
副将:90~100kg
大将:体重無差別
大会結果は次の通りです。
1位:東京
2位:千葉
3位:兵庫
東京は大将抜きの4人で試合に挑んでいたのですが、たった4人でチームを優勝に導きました。
改めて東京のレベルの高さを思い知りました。
プログラムには、東京の大将に斉藤立選手の名前が記載されていたので、試合を楽しみにしていたのですが、残念ながら試合には出場されていませんでした。
選手変更もされなかったところをみると、直前にケガをされたのでしょうか。
試合は動画をご覧ください!
当初、東京か奈良が優勝すると予想していたのですが、東京は斉藤立選手が出場しないことがわかり、奈良の優勝で間違いないと思っていました。
しかし、その奈良も準決勝で千葉に敗退し、3位決定戦でも兵庫に敗退してしまい、入賞すらできませんでした。
ただ、やはり中野 寛太選手の存在感は強く、中野選手が相手を投げると会場から歓声があがっていました。
大学でどれほど成長するのか楽しみです。
総評
毎年国体のときは出店が並ぶので、柔道以外でも楽しめるのですが、今回は台風の影響もあり出店がなくて残念でした。
ただ、お昼にうどんが無料で振舞われていたので、その写真を紹介します。
また、試合が終わるごとに、会場が清掃されるので、選手たちが気持ちよく畳に上がれるようになっていて見ていて気持ち良かったです!
少年男子の試合を見てみると、国体以外の団体戦は無差別で行われるので、強い重量級が揃っているチームが勝ちやすいのですが、国体は階級別の団体戦なので、どの階級にもまんべんなく強い選手が揃っているチームが勝利したように思えました。
国体のような体重別の団体戦も見ていて面白かったです。